新・にほんむかしばなし
おばあさんは子供たちに言いました.
「ず~~~っとむかしむかし...
それはそれは本当に遠いむかしのことだけどね、
そのころは、みんな海に住んでいるお魚を食べていたんだとさ」
子供たちは口々に
「えぇ”~~~っ?」
「ほんとぉ?」
「お魚って、見るだけのもんじゃないのぉ?」
おばあさんは目を丸くしている子供たちに言いました.
「ほんとうなんだってさ.
煮ても
焼いても
それはそれはおいしかったらしいょぉ~」
子供たち、いっせいに
「うっそだぁ~!」
おばあさん
「ほんとうらしいよぉ.
それどころか、なまのまんま食べたり、お寿司という食べ方もあって、わざわざよその国からそれを食べにやってきたりしていたんだとさ」
子供たち
「へぇえ~」
「なんだか食べてみたくなっちゃったぁ」
おばあさん
「いつの日か・・・食べられるときが来るといぃねぇ」
みんな声をそろえて...
テブラ~シカ、テブラ~シカァ~~~.
深い深い森の中でのお話でした.
おばあさんはテブラーシカのときの博士の読み方で、子供たちは平野綾さん風に読んでね.
!(b^ー°)
| 固定リンク
「日本語散策」カテゴリの記事
- 「○○(だ)とは思います」…最近この言い方が気になって!(2020.07.16)
- お協力?、お家族?…日本語崩壊?(2016.11.09)
- 霧も吹かねば…(2016.03.19)
- ♪う~わさを信じちゃいけないょッ!(2016.03.17)
- あたらしいコトワザ(2016.02.16)
コメント